日本歴史地名大系 「大山阿夫利神社」の解説
大山阿夫利神社
おおやまあふりじんじや
大山山頂に鎮座し、東側中腹に下社がある。祭神は大山積命。神体は一大自然石で祭神を鳥石楠船尊とする説もある。旧県社。明治初年までは
「風土記稿」によれば不動堂から山頂の本社まで山路で二八町、本社は寛永一八年(一六四一)に造営され、享保四年(一七一九)四月火災にあい翌五年再建、明和八年(一七七一)二月にも社頭が焼失、安永六年(一七七七)造営料として白銀一〇〇枚を受け再建されたという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報