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大泉門 だいせんもん

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妊娠・子育て用語辞典の解説

だいせんもん【大泉門】

ひたいの上部にある、骨と骨の継ぎ目部分。ママが触ると「ぺこぺこしている」と感じる部分です。形はひし形です。人間の頭蓋骨は左右、前面などいくつかのパーツに分かれており、生まれたばかりの赤ちゃんは骨の継ぎ目部分のすき間が空いています。分娩時にはこのすきま部分を利用して骨と骨が重なり合い、頭のサイズを小さくして狭い産道を通ります。ちなみに後頭部にあるすきま部分は「小泉門(しょうせんもん)」といいます。形は三角形です。

出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大泉門
だいせんもん
anterior fontanelle

前泉門ともいう。頭蓋冠にある6個の泉門のうちで最大のもの。頭蓋の前頭,矢状,左右の冠状の4つの縫合が相互に交わる部分で,菱形をした骨の間隙をいう。新生児から乳児までにみられる。膜様の結合組織でおおわれている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大泉門
だいせんもん

新生児の前頭骨と左右の頭頂骨との間にある菱(ひし)形の間隙(かんげき)で、結合組織で埋められる。泉門のなかでは最大で、触診では満1年から1年半で閉じる(解剖学的には2年)。分娩(ぶんべん)時に胎児が産道を通過するとき、圧迫のために頭蓋(とうがい)が多少変形しても、こうした泉門があることによって支障がおきないようになっている。俗に「ひよめき」「おどりこ」などとよばれる。[嶋井和世]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の大泉門の言及

【関節】より

…この間隙を泉門という。泉門のうち,とくに左右の頭頂骨と前頭骨の間のものは,ひし形の大きい間隙で,大泉門といわれる。大泉門は生後8~9ヵ月では2~3cmの大きさがあるが,しだいに骨化が進むとともに小さくなり,生後2年前後で閉鎖して縫合が完成する。…

【泉門】より

…指で触れることができるばかりでなく,脈拍に一致してぴこぴこ動くのが見えるので〈おどり〉〈おどりこ〉などともいい,〈ひよめき〉もここから出た名である。泉門は4種6個あり,大泉門(左右の頭頂骨と左右の前頭骨の間のひし形の泉門)と小泉門(左右の頭頂骨と後頭骨の間の三角形の泉門)は非対性,前側頭泉門と後側頭泉門は対性である。そのうち大泉門が最も大きく,単に泉門といえばこれをさす。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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