大阪証券金融(読み)おおさかしょうけんきんゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大阪証券金融」の意味・わかりやすい解説

大阪証券金融
おおさかしょうけんきんゆう

証券金融会社。1933年に大株代行として設立され,1950年社名を大阪証券金融に変更し,ローン取引業務開始した。1951年にローン取引業務を解消し,貸借取引業務を開始。1955年に京都神戸広島の各証券金融会社を統合し,各地支店を設置した。1956年に改正証券取引法に基づく証券金融会社の免許を取得した。1960年に公社債担保貸付,1978年には国債元利金支払取扱店業務,1989年には債券貸借取引仲介業務を開始するなど業務を拡大。2013年日本証券金融吸収合併された。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「大阪証券金融」の解説

大阪証券金融

正式社名「大阪証券金融株式会社」。略称「大証金」。英文社名「Osaka Securities Finance Co., Ltd.」。金融業。昭和8年(1933)「大株代行株式会社」設立。同25年(1950)現在の社名に変更。本社は大阪市中央区北浜。証券金融会社。証券会社向けに信用取引決済に必要な資金・株式の貸し付けなどを行う。大阪市場を地盤に東京にも営業展開。平成25年(2013)日本証券金融に吸収合併、上場廃止。東京証券取引所第1部・大阪証券取引所第1部旧上場

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大阪証券金融の言及

【証券金融会社】より

…またその業務を営むには大蔵大臣の免許が必要であり,大蔵大臣の監督下にある。現在の証券金融会社は東京に日本証券金融株式会社(日証金),大阪に大阪証券金融株式会社(大証金),名古屋に中部証券金融株式会社(中証金)の3社がある。日証金は福岡,新潟,札幌,大証金は京都,神戸,広島に支店をもつ。…

※「大阪証券金融」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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