コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

太地[町] たいじ

2件 の用語解説(太地[町]の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

太地[町]【たいじ】

和歌山県南東部,熊野灘に臨む小半島にある東牟婁(ひがしむろ)郡の町。中心の太地港は日本の捕鯨発祥地として知られ,1677年網取法が考案されて発展。近海捕鯨の衰退後は南氷洋への捕鯨出稼(でかせぎ)も多かったが,現在はイセエビの放流,ブリの定置網やカツオ一本釣り漁業が盛ん。
→関連項目捕鯨

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

たいじ【太地[町]】

和歌山県南東部,東牟婁(ひがしむろ)郡の町。人口3907(1995)。熊野灘に突出する小半島を占め,海岸段丘をなす鷲ノ巣崎,灯明崎の二つの岬に囲まれた太地湾奥に中心集落がある。面積5.96km2は県下市町村中最小である。日本捕鯨発祥の地といわれており,捕鯨の起源は1606年(慶長11)和田頼元が刺手組を組織して鯨突漁を始めたことにあるといわれる。77年(延宝5)には頼元の孫頼治が鯨網漁を考案して捕鯨は急速に発展したが,1878年に暴風雨により100人余の死者を出し,漁船,漁具なども失ったため衰えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の太地[町]の言及

【捕鯨】より

…その矛で捕獲されていたクジラはイルカの類と想像され,捕鯨と呼ぶには規模の小さいものであったと考えられる。 組織的な捕鯨の発祥地は,和歌山県の太地町といわれている。すなわち,1606年(慶長11),源頼朝の功臣和田義盛の後裔(こうえい)頼元は,銛で突いて捕る捕鯨を始め,〈刺し手組〉と名付けられた。…

※「太地[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

太地[町]の関連キーワード熊野古座川青岸渡寺那智橋杭岩那智火祭串本烏帽子山牟婁なち

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone