失業人口(読み)シツギョウジンコウ

世界大百科事典 第2版の解説

しつぎょうじんこう【失業人口】

仕事に就く意思能力をもち,実際に仕事を探していながら,就業できずにいる人口。失業には,非自発的失業,自発的失業,摩擦的失業などがあるが,こうした完全失業のほかに,偽装失業潜在失業などと呼ばれる不完全就業もある。 失業の定義そのものはこのように比較的明りょうであるが,その実態を統計的に把握しようとするとさまざまな問題が生じ,国によって微妙な差が生じている。まず〈就業できずにいる〉状態として,日本の〈労働力調査〉では調査期間(毎月の末日に終わる1週間)中〈収入を伴う仕事に1時間も従事しなかった〉ことが要件とされるが,アメリカでは週15時間未満しか就業しない家族従業者失業者から(労働力人口からも)除外されている。

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大辞林 第三版の解説

しつぎょうじんこう【失業人口】

労働する意思と能力をもちながら、就業の機会が得られない状態にある労働人口。

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