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如意宝珠 にょいほうしゅcintāmaṇi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

如意宝珠
にょいほうしゅ
cintāmaṇi

神秘的な宝玉の名。欲するがままに種々の宝物をつくりだすといわれ,一説竜王の脳の中にあり,これを手に入れると,多くの財宝が得られるだけでなく,毒にもおかされず,火にも焼かれないという。如意輪観音地蔵菩薩などがこの宝珠を手に持ってその意を表わしている。

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デジタル大辞泉の解説

にょい‐ほうじゅ【如意宝珠】

意のごとく願望を成就させてくれるという宝珠。

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大辞林 第三版の解説

にょいほうじゅ【如意宝珠】

〘仏〙 すべての物事を思うとおりにかなえてくれるという珠。摩尼まに。摩尼宝珠。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

如意宝珠
にょいほうじゅ

思いどおりに宝を出すといわれる珠のこと。サンスクリット語のチンターマニcintmaiの訳。如意宝、如意珠ともいう。いかなる願望も成就し、意のままに、宝や衣服、飲食を出し、病気や苦悩をいやしてくれるまさに空想上の宝珠であり、また悪を除去し、濁った水を清らかにし、災禍を防ぐ功徳(くどく)があると信じられている。如意輪観音(にょいりんかんのん)、馬頭(ばとう)観音、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)などの持物(じもつ)とされる。とくに真言(しんごん)宗などの密教で重んじられる。[阿部慈園]

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