姉崎(読み)あねさき

百科事典マイペディア 「姉崎」の意味・わかりやすい解説

姉崎[発電所]【あねがさき】

千葉県市原市にある,東京電力原油・重油・LNG・LPGを燃料とする火力発電所。1967年稼動開始。最大出力360万kW(2010年現在)。主要6基の発電設備を有する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「姉崎」の意味・わかりやすい解説

姉崎
あねさき

千葉県中西部、東京湾に臨む市原市(いちはらし)の一地区。旧姉崎町。駅名は姉ヶ崎(あねがさき)で、一般的な呼称ともなっている。江戸時代木更津(きさらづ)街道の宿場町として発達し、街村形態を示す。東京湾岸では、ノリと貝の浅海漁業が盛んであったが、埋立てで、火力発電所や石油化学工場が集中する臨海コンビナート形成。近年台地上での宅地開発が著しい。

[山村順次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「姉崎」の意味・わかりやすい解説

姉崎
あねさき

千葉県西部,市原市南西部の工業地区。あねがさきともいう。古くは宿場町で,海岸では貝やノリの浅海養殖が盛んであったが,1960年代頃から海面が埋立てられ,石油精製,石油化学,火力発電などの大工場が集中する。内陸部には住宅地が造成されている。

姉崎
あねがさき

姉崎」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の姉崎の言及

【市原[市]】より

…人口27万7061(1995)。1963年市原,五井,姉崎,市津,三和の5町が合体して市制。67年1町1村を編入して,市原郡全体が市原市となり,県内一広い面積となった。…

※「姉崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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