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娘義太夫 むすめぎだゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

娘義太夫
むすめぎだゆう

女義太夫とも,略して女義 (じょぎ) ともいう。江戸時代からあったが,明治になって竹本京枝が浅草で人気を得,竹本綾之助や,美貌と美声の豊竹呂昇らの出現で隆盛を迎えた。サワリになると「どうするどうする」と声をかける書生たちは堂摺連 (どうするれん) と呼ばれた。近代の娘義太夫では,ほかに竹本小清竹本素女,豊竹団司らが知られる。昭和に入ると定席はほとんどなくなった。

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大辞林 第三版の解説

むすめぎだゆう【娘義太夫】

女性の義太夫語り。天保年間(1830~1844)頃から江戸で流行し、明治20年代から末年までが全盛期であった。竹本綾之助・豊竹呂昇ろしようらが有名。女浄瑠璃。女義太夫。俗に、垂れ義太とも。 「昇之助とは何だと聞いたら、寄席へ出る-だと教へて呉れた/三四郎 漱石

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世界大百科事典内の娘義太夫の言及

【女義太夫】より

…女性の語る義太夫節で,娘義太夫ともいう。1802年(享和2)に京都の少女が大坂へ出て大当りをとったのち,大坂では人形入りでしばしば興行された。…

※「娘義太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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