六訂版 家庭医学大全科 「子宮内反症」の解説
子宮内反症
しきゅうないはんしょう
Inversion of the uterus
(女性の病気と妊娠・出産)
どんな病気か
子宮が内膜面を外側に反転した状態をいい、子宮底が
原因は何か
主に
症状の現れ方
胎盤剥離前後に突然の下腹痛、腟付近の
検査と診断
全内反症では腟内あるいは腟外に反転した子宮底部が暗赤色の
治療の方法
大量出血を起こすことが多いので、血管確保により輸液や輸血を必要に応じて行うと同時に、整復を試みます。整復に際しては、鎮痛効果と子宮筋を弛緩させる目的で麻酔を行う場合があります。
竹内 亨
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報