宮原[町](読み)みやはら

百科事典マイペディア 「宮原[町]」の意味・わかりやすい解説

宮原[町]【みやはら】

熊本県中部,八代(やつしろ)郡の旧町。八代平野西部,氷川の下流左岸を占める。国道3号線に沿う主集落は五家荘(ごかしょう)などを後背地として発達した谷口集落で,江戸時代に薩摩街道の宿場町として栄えた。米のほか,ミカン,ザボンの果樹,花卉(かき)とくにバラの栽培が盛ん。東端鍾乳洞のある立神(たてがみ)峡がある。付近は古代から開け,古墳が多い。2005年10月,八代郡竜北町と合併し町制,八代郡氷川町となる。9.89km2。5138人(2003)。

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