宮原(読み)ミヤハラ

デジタル大辞泉 「宮原」の意味・読み・例文・類語

みやはら【宮原】

姓氏の一。
[補説]「宮原」姓の人物
宮原昭夫みやはらあきお
宮原清みやはらきよし

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精選版 日本国語大辞典 「宮原」の意味・読み・例文・類語

みやはら【宮原】

  1. 姓氏の一つ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「宮原」の意味・わかりやすい解説

宮原
みやはら

熊本県中部、八代(やつしろ)郡にあった旧町名宮原町(まち))。現在は氷川町(ひかわちょう)の南部を占める。旧宮原町は町名を三宮(さんぐう)社に由来するといわれる。1889年(明治22)町制施行。2005年(平成17)竜北町(りゅうほくまち)と合併、氷川町となった。旧町域をJR鹿児島本線、国道3号、443号が通じる。東部山地、中央部の丘陵地、西部の低地に三分され、東部の造林、中央部の果樹園、西部の水田は際だった対照を呈している。丘陵上の古墳、条里遺構を残す水田などから開墾の早さが知られるが、同時に江戸時代薩摩(さつま)街道の宿場町として栄えたおもかげをしのぶことができる。現在、国道3号沿いに金融機関、公民館などが立地しているが、役場、図書館、商工会館などはなお旧街道沿いにある。また、東端の立神峡(たてがみきょう)は石灰岩の岩壁を清流が洗う景勝地で、付近のキャンプ場とともに旧宮原町観光の主柱になっている。

[山口守人]

『『宮原町郷土誌』全2巻(1959、1963・宮原町)』

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百科事典マイペディア 「宮原」の意味・わかりやすい解説

宮原[町]【みやはら】

熊本県中部,八代(やつしろ)郡の旧町。八代平野西部,氷川の下流左岸を占める。国道3号線に沿う主集落は五家荘(ごかしょう)などを後背地として発達した谷口集落で,江戸時代に薩摩街道の宿場町として栄えた。米のほか,ミカン,ザボンの果樹,花卉(かき)とくにバラの栽培が盛ん。東端に鍾乳洞のある立神(たてがみ)峡がある。付近は古代から開け,古墳が多い。2005年10月,八代郡竜北町と合併し町制,八代郡氷川町となる。9.89km2。5138人(2003)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宮原」の意味・わかりやすい解説

宮原
みやはら

熊本県中部,氷川町南部の旧町域。八代平野中部にある。 1889年町制。 2005年竜北町と合体して氷川町となる。氷川の谷口集落を中心に発達。トマト,花卉栽培のほか,酒造,製材が行なわれる。背後の丘陵地帯ではミカン,ザボンの栽培が盛ん。氷川流域には立神峡里地公園や古墳群などがある。ほぼ全域が五木五家荘県立自然公園に属する。

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改訂新版 世界大百科事典 「宮原」の意味・わかりやすい解説

宮原 (みやはら)

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世界大百科事典(旧版)内の宮原の言及

【小国[町]】より

…全域を標高1000m前後の山々が占め,杖立川本支流が谷を刻んで北西流する。中心集落の宮原は古くからの交通の要衝であり,国道212号,442号線の交差する地点でもある。基幹産業は農林業で,農業は米作と畜産を主体とし,ダイコンなど高冷地野菜栽培が行われ,出作により生産を伸ばしている。…

【植木[町]】より

…西部にある田原坂は西南戦争の古戦場で,現在は頂上一帯が公園になっている。町の北部に平島温泉(単純泉,45~52℃),宮原(みやばる)温泉(単純炭酸鉄泉,15℃)がある。【松橋 公治】。…

※「宮原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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