20世紀日本人名事典 「小林宏治」の解説
小林 宏治
コバヤシ コウジ
- 生年
- 明治40(1907)年2月17日
- 没年
- 平成8(1996)年11月30日
- 出生地
- 山梨県大月市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学工学部電気工学科〔昭和4年〕卒
- 学位〔年〕
- 工学博士
- 主な受賞名〔年〕
- 紫綬褒章〔昭和32年〕,藍綬褒章〔昭和39年〕,ペルー大十字章〔昭和45年〕,ヨルダン・スター賞〔昭和47年〕,デミング賞〔昭和49年〕,フレデリックフィリップス賞〔昭和52年〕,勲一等瑞宝章〔昭和53年〕,パラグアイ国家功労章〔昭和53年〕,エジプト勲一等国家功労章〔昭和54年〕,ブラジル南十字星勲章〔昭和54年〕,NHK放送文化賞(第31回)〔昭和55年〕,ポーランド・コマンドリア功労勲章〔昭和55年〕,白象勲章(タイ)〔昭和56年〕,マダガスカル・シュバリエ勲章〔昭和56年〕,IEEEファウンダーズ賞〔昭和59年〕,コロンビア最高勲章〔昭和60年〕,スペイン民間功労大十字章〔昭和61年〕,アイルランド国立工科大学名誉学位〔昭和61年〕,日本オペレーションズ・リサーチ学会実施賞(第11回)〔昭和62年〕,勲一等旭日大綬章〔昭和62年〕,ホール・オブ・フェーム(SSPI)〔平成1年〕
- 経歴
- 昭和4年日本電気に入社。常務、専務、副社長を経て39年社長となり、51年会長に就任。63年名誉会長となる。晩年は文明と人間、技術と社会の調和を唱える開明的発言で注目された。58年から国連大学協力会会長を務め、大学本部施設の充実に尽力。62年日本工学アカデミー発足と同時に会長に就任。ソ連東欧貿易会会長も務めた。著書に「クオリテイ指向の経営」「70年代の経営課題」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報