安達太良山の東斜面、標高五〇〇―五五〇メートルほどの所に位置する。温泉の湯元は
「家世実紀」寛延二年(一七四九)一〇月一七日条に載る、二本松藩領深堀小屋と
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福島県中通り北部、二本松市(にほんまつし)にある温泉。安達太良山(あだたらやま)東斜面の標高約500メートルにある国民保養温泉地。15世紀の開発とされ、明治期に現在地に温泉街を形成した。泉質は含鉄泉である。周辺にはスキー場、ゴルフ場、サファリパーク、県民の森などがあり、安達太良登山の根拠地でもある。国道459号が通じ、JR東北本線二本松駅からバスの便がある。安達太良山中腹には奥岳温泉があり、観光ゴンドラ「あだたらエクスプレス」が運転されている。
[原田 榮]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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