デジタル大辞泉 「巡り会う」の意味・読み・例文・類語 めぐり‐あ・う〔‐あふ〕【巡り会う/巡り合う】 [動ワ五(ハ四)]めぐりめぐって出あう。別れ別れになっていた相手や、長く求めていたものに出あう。「生き別れた親子が―・う」「幸運に―・う」[類語]際会・逢着・遭遇・あう・出あう・出くわす・行き合う・お目に掛かる・拝眉・拝顔・まみえる・来合わせる・再会・一期一会・出会しゅっかいする・邂逅かいこうする・鉢合わせする・居合わせる・通り合わせる・乗り合わせる・出会い・一緒になる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巡り会う」の意味・読み・例文・類語 めぐり‐あ・う‥あふ【巡合・回合】 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 周囲をめぐって出会う。[初出の実例]「因りて遂に瘻を患む。項に繞りて帀併(メクリアヒ)なむとす。胸前に至りて疼痛み」(出典:石山寺本金剛般若経集験記平安初期点(850頃))② 別れ別れになっていた人がめぐりめぐって再び出会う。[初出の実例]「忘るなよほどは雲ゐになりぬとも空ゆく月のめぐりあふまで」(出典:伊勢物語(10C前)一一)「かなしくたへがたきに、めぐりあひたづねあはん事おぼえず」(出典:とりかへばや物語(12C後)中)③ あれこれと遍歴したあとで思いがけず出会う。また、いろいろな経過をたどってやっと出会う。[初出の実例]「必ずや我はいかなる生涯を送るべきかとの疑問に邂逅(メグリア)ふべし」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村〉七曜のすさび・火曜日の新茶) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例