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弁財船 べんざいせん

世界大百科事典 第2版の解説

べんざいせん【弁財船】

青森県から新潟県にかけての海村で見られた大型の帆船。野辺地地方では200石以下の和船で,艫が尻切れになったものだといっていたが,新潟県の海辺では18反帆以上の帆船はすべてベンザイといっていた。ベンザイとは,古文書に見える〈弁済使〉からきているといわれ,九州ではこのことばが大船の船頭の意味になったり,海村の区長の意味になったりしている。東北では帆船の船乗りを〈弁財衆〉〈弁財者〉ともいっていた。【石塚 尊俊】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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