御当地(読み)ゴトウチ

デジタル大辞泉 「御当地」の意味・読み・例文・類語

ご‐とうち〔‐タウチ〕【御当地】

他の土地の人が、敬意を表して訪問した土地をいう語。御当所。「ご当地は初お目見得です」
その土地特有の、また、その地域独特のという意を含んで使う語。他の語と複合して使うことが多い。「ご当地ソング」「ご当地検定」
[類語]土地地方当地当所現地地元地域区域地区方面一円一帯地帯界隈かいわい境域さかい領域エリアゾーン区画

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精選版 日本国語大辞典 「御当地」の意味・読み・例文・類語

ご‐とうち‥タウチ【御当地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. 他の土地の人が相手の住む土地へ行ったとき、相手を敬ってその土地をいう語。御当所。
    1. [初出の実例]「昔は江戸にてなびかせし人なれ共、御当地(タウチ)ひいきめなければぜひなし」(出典評判記・難波立聞昔語(1686)仙台彌八)
  3. ( 江戸時代、徳川政権所在地ゆえに「御」を冠して ) 江戸
    1. [初出の実例]「爰に御当地繁昌に付て」(出典:江戸雀(1677)三)

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