コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

御所落雁 ゴショラクガン

3件 の用語解説(御所落雁の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ごしょ‐らくがん【御所落×雁】

富山県南砺(なんと)市井波地区の名物の落雁和三盆を使い、淡紅色と白色とがある。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

御所落雁
ごしょらくがん

富山県南砺(なんと)市井波(いなみ)の名物落雁。寒ざらしの越中糯米(えっちゅうもちごめ)を蒸し、太陽にさらしてから石臼(いしうす)にかけ、さらに鍋(なべ)で煎(い)る。これに和三盆を蜜(みつ)に溶いてあわせ、木型に詰める。木型に糸巻きの文様があるので、糸巻き落雁ともいう。御所落雁のいわれは、山城(やましろ)国愛宕(おたぎ)郡壬生(みぶ)(京都府)の武人板倉治部(じぶ)広定が御所の疲弊を嘆き、米粉を煎って打ち菓子をつくり、後土御門(ごつちみかど)天皇に献じて嘉賞(かしょう)されたことによる。のち板倉氏は、坊主大名といわれた瑞泉寺蓮乗(ずいせんじれんじょう)に従い井波にきたが、1581年(天正9)板倉弘方の代に、瑞泉寺顯秀(けんしゅう)が佐々成政(さっさなりまさ)の攻撃に敗れたのを機に菓子司に転じた。その板倉家に伝わる木型を譲られたのが、今日つくられる河内屋(かわちや)の御所落雁である。[沢 史生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone