デジタル大辞泉 「御手盛」の意味・読み・例文・類語 お‐てもり【▽御手盛(り)】 《自分で好きなように食事を盛りつける意から》自分の都合がいいように物事を取り計らうこと。「お手盛りの予算案」[類語]手加減・容赦・匙加減・手心を加える・手心・お手柔らか・手柔らか・お情け・斟酌・酌量・酌くむ・忖度そんたく・心配り・気配り・心遣い・気遣い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御手盛」の意味・読み・例文・類語 お‐てもり【御手盛】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 自分で好きなように飯などを盛りつけること。[初出の実例]「卓袱台に覆ってある布を取り除き『すみませんが、お手盛りでどうぞ』」(出典:引越やつれ(1947)〈井伏鱒二〉牛込鶴巻町)② 転じて、自分に都合のいいように、物事をとりはからうこと。[初出の実例]「都議や区議のお手盛(テモリ)退職金の場合なども」(出典:蛙のこえ(1952)〈大宅壮一〉ナショナル・リーダー) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例