愛染院(読み)あいぜんいん

日本歴史地名大系 「愛染院」の解説

愛染院
あいぜんいん

[現在地名]潮来町水原

水原みずはら南端北浦を望む山麓にある。真言宗豊山派、東雲山根本寺と号し、本尊は如意輪観音菩薩像(像高約五・五センチ。県指定文化財)。地元では「水原の観音様」とよぶ。寺伝によれば、奥州征伐の途次、当地で嵐にあった源義家が北浦を渡れず、守護仏の観音像に祈ったところ平穏となったため草庵を建立し、観音像を安置したのが始まりで、後に本堂を建立し、定朝作と伝承される観音菩薩像(像高約五五センチ。県指定文化財)を安置し、源義家が寄進したとされる観音像をその胎内仏としたという。

寛文一〇年(一六七〇)には水原村の寺院統合が問題となっている。


愛染院
あいぜんいん

[現在地名]熊本市京町一丁目

京町きようまち台南端の新堀しんぼり橋近くに位置し、宝聚山と号し真言宗、本尊は愛染明王。宥伝が細川忠利に従って入国し、当寺を建立し、忠利より預かった弘法大師真筆の愛染明王の絵像一幅を所持すると伝える(国誌)境内には住職・国友家や島原の乱で戦死した松岡久左衛門の墓など、寛永期(一六二四―四四)の墓が数基現存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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