懐古(読み)カイコ

デジタル大辞泉 「懐古」の意味・読み・例文・類語

かい‐こ〔クワイ‐〕【懐古】

[名](スル)昔のことをなつかしく思うこと。懐旧。「町の歴史懐古する」「懐古趣味」
[類語]懐旧追憶追想回想懐かしむ回顧記憶追懐懐郷望郷顧みる振り返る思い返す偲ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「懐古」の意味・読み・例文・類語

かい‐こクヮイ‥【懐古】

  1. 〘 名詞 〙 昔を思い出して、なつかしく思うこと。懐旧。
    1. [初出の実例]「いにしへの人の道に深切なることかばかりに侍ればすずろ懐古の情にたえず」(出典:俳諧・平安二十歌仙(1769)序)
    2. [その他の文献]〔魏書‐常景伝〕

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普及版 字通 「懐古」の読み・字形・画数・意味

【懐古】かい(くわい)こ

むかしを思いおこす。晋・潘岳西征の賦〕山川を眄(かへり)みて、以て古を懷ふ、悵(ちやう)として轡(たづな)を中塗に攬(と)る。

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