成人発症スチル病(読み)せいじんはっしょうスチルびょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「成人発症スチル病」の意味・わかりやすい解説

成人発症スチル病
せいじんはっしょうスチルびょう

若年性関節リウマチのスチル病が成人に発症したもので,1971年,イギリス人医師バイウォーターズが報告した。成人に発病する場合も急激で,全身症状が著しい。 50%の患者では,関節症状は関節痛のみで,関節の腫脹 (しゅちょう) は見られない。ロイマトイド疹,脾臓腫大リンパ節はれほか,心外膜炎,腹痛を伴うことがある。

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