手写(読み)シュシャ

精選版 日本国語大辞典 「手写」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しゃ【手写】

  1. 〘 名詞 〙 手で書き写すこと。手ずから写すこと。
    1. [初出の実例]「ある級で手写(シュシャ)した雑誌をこさへて図書室の新聞雑誌台に出して置くことがあった」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉二)
    2. [その他の文献]〔宋書‐劉穆之伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「手写」の読み・字形・画数・意味

【手写】しゆしや

手で写す。〔鶴林玉露、甲一、手写九経〕の張參、國子司業と爲り、九經を手寫す。(つね)に言ふ、書を讀むは、書を寫すに如(し)かずと。

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