病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「抗潰瘍・抗精神病剤」の解説
抗潰瘍・抗精神病剤
《スルピリド製剤》
アビリット(大日本住友製薬)
スルピリド(共和薬品工業、沢井製薬、武田テバ薬品、武田テバファーマ、武田薬品工業、辰巳化学、長生堂製薬、東和薬品、ニプロ、日本ジェネリック、ファイザー、マイラン製薬)
ドグマチール(アステラス製薬)
統合失調症、うつ病などの治療に用いる向精神剤ですが、胃粘膜の血液循環をよくする、胃粘膜におこった障害を修復する、胃液の分泌を促す胃酸やガストリンの分泌を抑えるといった作用があるので、消化性
そのほか、月経異常、乳汁の分泌、男性の女性化乳房、胸やけ、吐き気・
①錠剤、カプセル、細粒がありますが、食後の服用が原則です。ただし、1日あるいは1回の服用量・服用時間、服用期間については、医師・薬剤師の指示を守ってください。
また、服用するときは、十分な水(コップ1杯の水)で飲んでください。
②
③小児、高齢者、妊婦、現在妊娠している可能性のある人、母乳で授乳している人、ジギタリス製剤〔強心剤〕やパーキンソン病治療剤、中枢神経抑制剤、ベンザミド系消化性潰瘍治療剤、フェノチアジン系製剤、ブチロフェノン系抗精神病剤などを服用中の人、QT延長のある人やおこしやすい人には、服用量を減量するなどの配慮が必要になるので、あらかじめ医師に報告してください。
④ねむけやめまいなどがおこることがあるので、この薬を使用中は自動車運転や危険を伴う作業は避けてください。
⑤アルコール飲料と併用すると薬の作用を増強するので、この薬を使用中は禁酒を守ってください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報