抜根機(読み)ばっこんき(英語表記)stump puller

世界大百科事典 第2版の解説

樹木を伐採したあとに残った根株を,人力,畜力,動力などによって地中より引き抜いたり掘り起こしたりするのに使う機械。開墾による農地造成や桑園の土地改良の作業に用いられるが,開墾地への畜力用や動力用の機械導入は困難な場合が多かったため,昔は安全で能率よく抜根できるウィンチ式の人力用小型巻上牽引(けんいん)機が考案され,抜根機として利用された。この人力用抜根機は,手動ハンドルの操作によりチェーンブロックを作動させ,大きな牽引力を得るもので,最大3tくらいの牽引力を発生でき,樹径18cm程度までの抜根が可能である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

三密

仏教用語。主として密教でいわれ,身密,口密,意密の総称。仏の身体と言葉と心によって行われる3つの行為は,不思議であることから三密と称される。また衆生の身体と言葉と心によって行われる3つの行為も,その隠...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android