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持明院流 じみょういんりゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

持明院流
じみょういんりゅう

室町時代末に興った書道の流派。世尊寺流は藤原行成を始祖として歴代朝廷の書役に奉仕してきたが,享禄2 (1529) 年 17代行季の没後,子孫が絶えたので,後奈良天皇勅旨により世尊寺行高の門にあった持明院基春をこれにあてた。以後,持明院家は江戸時代まで存続し,書儀の故実を伝えた。朝廷の書役は後水尾天皇のとき,大師流がこれに代った。

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デジタル大辞泉の解説

じみょういん‐りゅう〔ヂミヤウヰンリウ〕【持明院流】

和様書道の流派の一。世尊寺流の衰退後、門弟持明院基春(もとはる)が創始したもの。

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大辞林 第三版の解説

じみょういんりゅう【持明院流】

書道の一流派。後奈良天皇の時代(1526~1557)世尊寺派から分かれ、持明院基春が創始したもの。

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世界大百科事典内の持明院流の言及

【世尊寺流】より

…世尊寺の家系は室町時代に及び,1529年(享禄2)17代行季の死で断絶した。世尊寺家は代々朝廷の書役をつとめたが,その後は持明院基春の持明院流によって受け継がれた。世系とは別に,書風の上では世尊寺流から青蓮院流(尊円流)が出て御家(おいえ)流ともよばれ,江戸時代には最も普遍的な書道となった。…

※「持明院流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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