コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

掃海艇 そうかいてい minesweeper; minehunter

6件 の用語解説(掃海艇の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

掃海艇
そうかいてい
minesweeper; minehunter

敵,あるいは味方によって水中に敷設された機雷を除去,破壊し,航路を安全にすることを任務とする機雷戦艦艇。機雷探知機,曳航掃海具,磁気掃海具音響掃海具などを装備し,艦隊掃海艇 (600~900t) ,沿岸掃海艇 (200~400t) ,港湾掃海艇 (100~200t) ,掃海ボート (100t以下) などに分けられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

そうかい‐てい〔サウカイ‐〕【掃海艇】

掃海を主任務とする艦艇。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

掃海艇【そうかいてい】

掃海を行う小型軍用艦艇。第2次大戦までは旧式駆逐艦の改装などが多かったが,戦後は木造または強化プラスチックの非磁性の船体とし,感応機雷に対する感知・掃海装置を装備する専用の艇が造られている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

そうかいてい【掃海艇 mine sweeper】

機雷を処分して航路の安全を確保することを任務とする艦艇。掃海艇はその大きさおよび掃海海域によって,600トン以上の航洋型,300~500トン級の沿岸型および200トン以下の港湾型に分類される。掃海艇には掃海具を曳航して掃海する掃海艇と,ソナーによって機雷を探知し,これを個別に処分する掃討艇mine hunterとがある。沿岸型掃海艇は掃海,掃討の両機能を持つのが普通である。磁気,音響などの感応機雷を処理する掃海艇は,非磁性で水中放射雑音の少ないことが必要である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

そうかいてい【掃海艇】

敷設された機雷を取り除いて、船舶が安全に通れるようにすることを任務とする艦艇。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

掃海艇
そうかいてい
mine sweeper

水中、水底の機雷を発見、処分し、航路の安全確保を任務とした小型艦艇。軍艦の一種。初めて用いられた日露戦争から第一次世界大戦までは、水雷艇、旧式駆逐艦、トロール漁船などが掃海艇として使われ、大戦中に専用の掃海艇がイギリスをはじめ各国で建造されるようになった。これらは、繋維(けいい)式触発機雷用掃海具をもつ鋼製艇で、第二次世界大戦中まで広く建造されたが、大戦中に出現した磁気、音響、水圧の各感応機雷には役にたたず、掃海艇の構造と掃海具は抜本的に変化することとなった。第二次世界大戦後は、木製または強化プラスチック(FRP)製船体の採用、各種機器・艤装(ぎそう)品に対する非磁性金属の使用、残存磁気除去用消磁装置の設置などの非磁性化対策と、主機・補機の防振支持による水中放射雑音の低減対策を行い、磁気、音響、繋維各掃海具をもつ掃海艇が建造され、近年は無人操縦掃海艇方式のものが主流になっている。掃海具の曳航(えいこう)により、機雷を発見、起爆させるか、機雷の危険のないことを確認する掃海艇に加え、1960年代にはソナーで機雷を探知し、爆雷や遠隔操作あるいは自走式の機雷処分具により個別に爆破処分する機雷掃討艇mine hunterが出現し、この方式の艇が重視されており、通常はこの両者をあわせて掃海艇という。2008年時点で約50か国が保有している。今日の掃海艇は基準排水量500~1200トン級の航洋型、200~500トンの沿岸型、200トン以下の港湾型などに大別され、沿岸型は掃海・掃討兼用艇が普通になり、航洋型には深深度(300~1000メートル)掃海具・処分具装備のものが1980年代に出現した。
 掃海艇は誕生以来、ごくわずかな例を除き、通常方式の船型である。1986年にオーストラリアが双胴船型式の機雷掃討艇を完成したが、使用実績が芳しくなく、現在これに追随する国はない。エアクッション艇ACV(air cushion craft)方式実用化の研究開発が一部の国で進められているが、ノルウェーはその一種である表面効果船SES(surface effect ship)型の機雷掃討艇を1994年に、掃海艇を1996年にそれぞれ完成、使用して各国の注目を集めた。しかし通常方式船型よりペイロード(装備搭載重量)が少なく、その後この方式の採用例はない。[阿部安雄]
『『世界の艦船第351集 特集 新しい掃海艇』(1985・海人社) ▽『世界の艦船第427集 特集 掃海艦艇のメカニズム』(1990・海人社) ▽『世界の艦船第495集 特集 掃海艇の最新事情』(1995・海人社) ▽『世界の艦船第631集 特集 新しい機雷戦』(2004・海人社) ▽Stephen SaundersJane's Fighting Ships 2010-2011(2010, Jane's Information Group)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

掃海艇の関連キーワード経済安全保障掃海機雷原航行区域電気用品安全法セルフビレイビレーヤー全頭検査保安監査確保者

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

掃海艇の関連情報