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措定 ソテイ

デジタル大辞泉の解説

そ‐てい【措定】

ある事物・事象を存在するものとして立てたり、その内容を抽出して固定する思考作用。
定立」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

そてい【措定】

( 名 ) スルドイツ Setzung; These〕
〘哲〙
「 S は P である」「 A が存在する」というように、ある命題を端的に主張する働き。事物の存在を肯定したり、その内容を明瞭に示すこと。定立。
推論の前提として、とりあえず肯定された、いまだ証明されていない命題。定立。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

措定
そてい
positionthesis英語
Setzung (Setzen)PositionThesisTheseドイツ語
positionthseフランス語

定立(ていりつ)ともいう。(1)何かをそれとしてたてること、事態や対象の存在を想定したり肯定したりすることをさす。(2)狭義には、ある命題を証明なしに直接に主張する思考の働き、あるいはそのように主張された命題をいう。したがって措定は推論の開始をなす。(3)フィヒテでは自己や対象を生み出す自我の活動が、ヘーゲルでは弁証法の第一の契機(モメント)が措定とよばれるが、いずれも前述の二つの意味をあわせもっている。両者とも措定―反措定―総合という運動を考えたが、フィヒテが措定を絶対的であるとするのに対し、ヘーゲルは総合に強調点を置く。[藤澤賢一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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