揮発油(読み)キハツユ

デジタル大辞泉「揮発油」の解説

きはつ‐ゆ【揮発油】

原油分別蒸留する際、低沸点で得られる油。ふつう燃料用のものをガソリン、溶剤用のものをベンジンとよぶ。揮発油税法などでは「セ氏15度で比重が0.8017を超えない炭化水素油」と規定している。
[類語]脂肪脂肪油油脂魚油香油オイル石油原油重油軽油灯油ガソリン精油グリース

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精選版 日本国語大辞典「揮発油」の解説

きはつ‐ゆ【揮発油】

〘名〙 石油の低沸点留分、とくに沸点約摂氏一八〇度以下のものをいう。燃料として用いられる場合に限ってガソリンとよばれる。揮発。〔医語類聚(1872)〕

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化学辞典 第2版「揮発油」の解説

揮発油
キハツユ
volatile oil, gasoline

[同義異語]ガソリン

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世界大百科事典 第2版「揮発油」の解説

きはつゆ【揮発油】

ガソリンと同義で,ガソリンエンジン用燃料(自動車ガソリンおよび航空ガソリン)と溶剤としての工業ガソリンの総称であるが,一般家庭では,後者のうち衣服のしみ抜きなどに用いられるベンジン(石油ベンジン)をさしてこう呼ぶこともある。ガソリン【編集部】

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世界大百科事典内の揮発油の言及

【ガソリン】より

…揮発油ともいう。沸点範囲が30~220℃の石油留分(中間製品)および製品の総称。…

【強精剤】より

…これも大量投与により延髄麻痺をきたし,痙攣(けいれん)や呼吸麻痺,心臓停止に至る危険がある。刺激して勃起を促すという考えで用いられるのがカンタリジンや揮発油である。これらを内服すると尿中に排出されるとき尿路で刺激性を現し,それによって勃起が促される。…

※「揮発油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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