政労使会議(読み)セイロウシカイギ

デジタル大辞泉 「政労使会議」の意味・読み・例文・類語

せいろうし‐かいぎ〔セイラウシクワイギ〕【政労使会議】

景気回復に伴って企業の収益が改善し、これが賃金上昇雇用拡大に結びつくことで、消費投資が活発になり、企業の収益がさらに拡大する、という経済好循環実現するため、政府経済界・労働界の代表者が意見を述べ合い、共通認識を持つことを目的として開催される政策会議。平成25年(2013)9月から平成27年(2015)6月まで首相官邸で開催された。また、同様の会議が、地方公共団体でも開催されている。

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共同通信ニュース用語解説 「政労使会議」の解説

政労使会議

賃上げの実現による経済活性化に向けて政府、労働団体、経済界が課題を話し合う会議。関係閣僚や連合経団連日本商工会議所などが出席する。2013年に安倍政権下で設置され、23年春闘で約8年ぶりに再開された。首相が経済界に賃上げを求めるなど、民間労使交渉に政府が介入する「官製春闘」のきっかけになったとの指摘もある。

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