デジタル大辞泉
「敢」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あ・う あふ【敢】
〘自ハ下二〙
② (他の
動詞の下に付いて、
補助動詞的に用いる) 十分にそうする。完全にそうする。押し切ってそうする。→
あえず。
※
万葉(8C後)一八・四〇八三「常の恋いまだやまぬに
みやこより馬にこひ来ば荷ひ安倍
(アヘ)むかも」
なえ なへ【敢】
「できる」意の動詞「あう(敢)」の
未然形の上代東国方言。
※万葉(8C後)二〇・四四三二「障(さ)へ奈弁(ナヘ)ぬ命(みこと)にあれば愛(かな)し妹が手枕離れあやにかなしも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報