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新ピタゴラス学派 シンピタゴラスガクハ

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デジタル大辞泉の解説

しん‐ピタゴラスがくは【新ピタゴラス学派】

前1世紀から2世紀にかけてローマアレクサンドリアを中心として興った哲学の一派。ピタゴラスを神聖視し、その学説を中心に東方の宗教思想およびプラトンペリパトス学派逍遥学派)・ストア学派などの思想を折衷した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

新ピタゴラス学派
しんぴたごらすがくは
NeopythagoreansNeo-Pythagoreans英語
Neupythagoreerドイツ語
no-pythagoriciensフランス語

紀元前1世紀から後2世紀にかけてローマとアレクサンドリアを中心としておこった哲学の学派。始祖ピタゴラスの「万物の原理は数である」という教説を発展させ、古代の哲学、宗教、芸術、教育に大きな影響を及ぼした。宇宙と自然と人間を結び付ける共通の絆(きずな)がある。それが「数」であり、その関係を示す「比」である。したがって「数」と「比」の研究は、万物を支配する根本原理たる「神」の研究にほかならない。こう考えて観想数学、神聖幾何学を神学の基礎に据え、宗教的象徴体系の背後にある数学的形相を探求して、実践的に応用した。代表者として、テュアナのアポロニオス、スミルナのテオン、ゲラサのニコマコス、アパメアのヌメニオスなどをあげることができる。この学派は、現代では迷信家、折衷家と不当に軽視されているが、古代・中世の教養の基盤たる「自由七科」(リベラル・アーツ)の理念を確立し、ルネサンス運動の原動力ともなった重大な学派である。[大沼忠弘]

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