出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
旅行者下痢症とは、東南アジアなどの下痢性疾患が
近年、東南アジアなどの発展途上国への海外旅行者数が増加してきており、加熱されていない生水や食品を飲食したのち、下痢を起こす人が増えています。腸チフス、コレラなどにかかり重症になる場合もあるので、加熱されていないものを食べないように、また殺菌処理されている水を飲むように心がける必要があります。
水様性の激しい下痢の場合は、殺菌されているミネラルウォーターなどで水分を十分に補給する必要があります。発熱、血便などがある場合には抗菌薬の投与が必要です。とくに小児、高齢者の場合には、単なる下痢だと甘くみないで、医療機関で早期に適切な治療を受けることが大切です。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
…病原大腸菌には,腸管侵襲性,腸管毒素原性,腸管病原性大腸菌,腸管出血性大腸菌の4種類のものが知られている。腸管毒素原性大腸菌は,毒素(エンテロトキシン)を産生し,熱帯・亜熱帯地域の旅行者下痢症の原因菌である。また近年,食中毒事例が目立ってきている病原大腸菌O-157は,ベロ毒素と呼ばれる赤痢菌様毒素を産生する腸管出血性大腸菌である。…
※「旅行者下痢症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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