精選版 日本国語大辞典 「書林」の意味・読み・例文・類語 しょ‐りん【書林】 〘 名詞 〙① 書籍の多くあるところ。また、多くの書物。[初出の実例]「持レ竿已忘二持レ竿趣一、意在二書林一不レ在レ竿」(出典:扶桑集(995‐999頃)九・勧学〈紀在昌〉)[その他の文献]〔漢書‐揚雄伝〕② 書物を売る家。また、書物を出版する家。ほんや。書店。書肆。書舗。[初出の実例]「書林(ショリン)なにがし梓に鏤めむと望み外題を万金丹と改めんといへば」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)叙)「こんど東京の書林(ショリン)から、僕に二編を著述(かい)てくれろと頼まれておりやすけれど」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉初)[その他の文献]〔書林清話‐巻五〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例