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服部宇之吉 はっとりうのきち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

服部宇之吉
はっとりうのきち

[生]慶応3(1867).4.30. 福島,安達
[没]1939.7.11. 東京
中国哲学者,文教行政家。清,ドイツに留学後,東京大学北京大学などで中国哲学を講じ,晩年には東方文化学院の経営に尽力した。学風は,中国思想固有の体系形態を,近代知識によって再検討し,その特質,機能を探ろうとするもので,特に礼学にすぐれた業績を残している。

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デジタル大辞泉の解説

はっとり‐うのきち【服部宇之吉】

[1867~1939]中国哲学者。福島の生まれ。東大教授。西洋哲学の立場から中国思想の解明に努めた。著「東洋倫理綱要」「清国通考」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

服部宇之吉 はっとり-うのきち

1867-1939 明治-昭和時代前期の中国哲学者。
慶応3年4月30日生まれ。清(しん)(中国),ドイツに留学後,明治35年母校東京帝大の教授。大正15年京城帝大総長を兼任,のち国学院大学長,東方文化学院東京研究所長。中国の礼の思想を体系化した。昭和14年7月11日死去。73歳。陸奥(むつ)二本松(福島県)出身。号は随軒。著作に「清国通考」「東洋倫理綱要」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

はっとりうのきち【服部宇之吉】

1867‐1939(慶応3‐昭和14)
中国哲学者,文教行政家。福島県生れ。東大哲学科卒,その師島田重礼(ちようれい)(篁村(こうそん))の女婿。三高・高師教授,文相秘書官を歴任。清国留学中,義和団の蜂起に遭遇。ドイツ留学の中途で清国の招聘に応じ,北京の京師大学堂(北京大の前身)の開設に尽力。1908‐28年東大文科教授として礼(れい)学を中心に中国哲学を講じた。その間,京城帝大を創設して総長を兼任,東方文化学院(現,東大東洋文化研究所)の所長。

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大辞林 第三版の解説

はっとりうのきち【服部宇之吉】

1867~1939) 中国哲学者。福島県生まれ。中国・ドイツに留学。三高・東京高師・東大教授などを歴任。西洋哲学の立場から中国思想の解明に努めた。主著「東洋倫理綱要」「孔子及孔子教」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

服部宇之吉
はっとりうのきち
(1867―1939)

中国哲学者、文教行政家。号は随軒(ずいけん)。東京帝国大学哲学科卒業。三高と東京高等師範学校教授、文部大臣秘書官を歴任。清(しん)国留学中、義和団蜂起(ぎわだんほうき)に遭遇。ドイツ留学のなかばで清国の招聘(しょうへい)に応じ、北京(ペキン)の京師大学堂(北京大学の前身)の開設に尽力。帰国(1908)後、東京帝国大学文科教授として中国哲学を講じ、西洋哲学・社会思想を踏まえて、礼学(れいがく)に論理的体系を与えた。その間、京城(けいじょう)帝国大学を創設して総長を兼任、のち国学院大学学長、東方文化学院所長。また斯文(しぶん)会、日本弘道(こうどう)会、日華学会を主宰。著書に『清国通考』『支那(しな)研究』『東洋倫理綱要』など。[戸川芳郎]

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