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望月三英 モチヅキサンエイ

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デジタル大辞泉の解説

もちづき‐さんえい【望月三英】

[1697~1769]江戸中期の漢方医。讚岐(さぬき)の人。名は乗。号、鹿門。幕府の奥医師となり、諸医書の説を研究して折衷説を唱えた。著「医官玄稿」「明医小史」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

望月三英 もちづき-さんえい

1697-1769 江戸時代中期の医師。
元禄(げんろく)10年生まれ。望月雷山の子。幕府医官となり,奥医師,法眼にすすむ。多数の医書を読破して考証につとめ,折衷説をとなえた。服部南郭(なんかく)の門人として文名もたかかった。明和6年11月4日死去。73歳。江戸出身。名は乗。字(あざな)は君彦。号は鹿門(ろくもん)。著作に「医官玄稿」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

望月三英

没年:明和6.11.4(1769.12.1)
生年:元禄11(1698)
江戸中期の医者。名は乗,号は鹿門。讃岐国(香川県)丸亀藩の医者雷山の子。江戸生まれ。儒学を服部南郭,医学を父雷山に学ぶ。享保11(1726)年に表御番医師となり,やがて奥医師,法眼に叙せられた。博学と医療技術の高さゆえに将軍徳川吉宗に愛され,衣類,乗り物などすべてに朱色を許されたという。野呂元丈,今大路元勲(8代目道三)らと共に唱えたその古方書学は,ドグマに満ちた(吉益)東洞流と異なり,広く古医書(蘭書・和医方を含む)を読み,経験にかんがみる総合的な医学であった。江戸古方として京坂のそれと区別すべきその医学は,『医官玄稿』『又玄余草』などの著書のうちに保存されている。<参考文献>石田秀実「望月三英の研究」(『漢方の臨床』32巻5,6号)

(石田秀実)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

もちづきさんえい【望月三英】

1697~1769) 江戸中期の医官。讃岐の人。名は乗、号は鹿門。三英は通称。将軍徳川吉宗の奥医師。諸医書の考証に努め、万病一毒説を排して折衷的医方を唱えた。著「医官玄稿」「明医小史」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

望月三英
もちづきさんえい
(1697―1769)

江戸中期の漢方医。讃岐(さぬき)国(香川県)丸亀(まるがめ)藩医雷山(1661―1742)の子。名は乗、字(あざな)は君彦、鹿門(ろくもん)と号した。三英は通称。幕府の医官を勤める元椿の死後その家を継ぎ、1726年(享保11)番医、1737年(元文2)侍医に任ぜられ、法眼に叙せられた。将軍徳川吉宗(よしむね)の知遇を得、広く諸医書を読んで諸説を取り混ぜ、折衷説を唱えるに至った。西の吉益東洞(よしますとうどう)と並び称されたが、彼は東洞の「万病一毒説」を排斥した。1753年(宝暦3)『医官玄稿』を著し、古今諸家の言説を騙取(へんしゅ)してはならないゆえんを痛論した。他の著作に『明医(みんい)小史』『又玄余草(ゆうげんよそう)』など。[大鳥蘭三郎]

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