朝倉山椒(読み)アサクラザンショウ

デジタル大辞泉 「朝倉山椒」の意味・読み・例文・類語

あさくら‐ざんしょう〔‐ザンセウ〕【朝倉山×椒】

サンショウの一品種。茎にはとげがなく、実は大粒で、香りが強い。兵庫県養父やぶ八鹿ようか町朝倉に多く産した。なるはじかみ。ふさはじかみ。

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精選版 日本国語大辞典 「朝倉山椒」の意味・読み・例文・類語

あさくら‐ざんしょう‥ザンセウ【朝倉山椒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あさくらさんしょ」とも ) サンショウの一品種。刺(とげ)がなく、普通のサンショウより香気が強い。食用とするほか果実薬用ともする。兵庫県養父(やぶ)市八鹿(ようか)町朝倉から多くを産出するところからいう。あさくら。なるはじかみ。ふさはじかみ。
    1. [初出の実例]「法隆寺より生馬の継木の上手上了。〈略〉朝倉さんしょ一口申付了」(出典:多聞院日記‐天正一一年(1583)二月一一日)

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「朝倉山椒」の解説

朝倉山椒[香辛料]
あさくらさんしょう

近畿地方、兵庫県の地域ブランド
養父市で生産されている。原生地は養父市の八鹿町朝倉。とげのない山椒として知られている。付近の山野に多く自生しており、1965(昭和40)年頃までは、春の味覚として自家用が主であった。薬用・香辛料などとして山椒の需要が増大するとともに栽培も増加した。ひょうごの伝統野菜

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動植物名よみかた辞典 普及版 「朝倉山椒」の解説

朝倉山椒 (アサクラザンショウ)

学名Zanthoxylum piperitum f.inerme
植物。ミカン科の園芸植物,薬用植物

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