朝鮮牛(読み)ちょうせんうし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

朝鮮牛
ちょうせんうし

朝鮮半島の在来種で,西アジアから中国を経て入ってきたヨーロッパインド牛との交雑種と考えられている。毛色は体内側で淡色のものもあるが,多くは黄褐色で,鼻鏡,角およびひづめ肉色。雄のみ小さな肩峰をもつ。体型は前が大きく,後躯は乏しい。もっぱら役用であったが,現在は肉用に傾きつつある。日本にも第2次世界大戦前輸入した子孫が残っている。

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大辞林 第三版の解説

ちょうせんうし【朝鮮牛】

ウシの一品種。雄は体重370キログラム、肩高1.3メートルほどで、雌はやや小さい。体は普通、黄褐色。柔順で耐久力に富み、役用に適し、食肉用ともする。朝鮮原産で日本にも導入された。ちょうせんぎゅう。韓牛。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

朝鮮牛
ちょうせんうし

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。家畜ウシの肉用品種で、韓国では韓牛(かんぎゅう)とよぶ。全朝鮮半島で古くから飼われている在来種で、ヨーロッパ系原牛系統の世界最大の単一純粋牛集団である。毛色は黄赤褐色で、後躯(こうく)の発達は悪いが肉質がよく、性質は温順で役牛として優れている。[西田恂子]

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