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木村駿吉 きむら しゅんきち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

木村駿吉 きむら-しゅんきち

1866-1938 明治-昭和時代前期の通信技術者。
慶応2年10月生まれ。木村芥舟(かいしゅう)の次男。二高教授などをへて明治33年海軍技師となり,海軍艦船の無線設備の制定につくす。そのシステム日露戦争日本海海戦を勝利にみちびいたといわれる。昭和13年10月6日死去。73歳。江戸出身。帝国大学卒。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木村駿吉
きむらしゅんきち
(1866―1938)

電信技術者。無線電信の開拓者の一人。幕臣木村喜毅(よしたけ)(摂津守(せっつのかみ)芥舟(かいしゅう))の次男として江戸に生まれる。1888年(明治21)帝国大学物理学科を卒業。第二高等学校教授、海軍教授などを経て海軍技師に任ぜられた。海軍の艦船に無線電信を設置する計画のもとに無線電信調査委員会が設けられ(1900)、委員に任命された。彼のつくった無線電信機器は兵器として採用され、改良が加えられた。日露戦争における日本海海戦(1905)の勝因は哨艦(しょうかん)信濃丸(しなのまる)から発せられた「敵艦見ゆ」との無線電信にあったとされ、その功により勲三等に叙された。晩年は弁理士を開業するほか会社役員などを務めた。[山崎俊雄]

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