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木香 キガ

デジタル大辞泉の解説

き‐が【木香】

木材のかおり。「木香の残る新築の家」
酒に移った樽(たる)の香。
「たまには杉の―の躍り出る奴を呑ませ」〈露伴・新浦島〉

もっ‐こう〔モクカウ〕【木香/唐香】

キク科の多年草。高さ約2メートルに達し、葉は広楕円形暗紫色アザミに似た花をつける。インド北部の原産。根には芳香苦味があり、乾燥させたものを漢方健胃整腸薬に用いる。昔は衣服防虫剤に用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

もっこう【木香】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。キク科モッコウの根を乾燥したもの。健胃鎮痛利尿抗菌などの作用がある。高血圧動脈硬化肩こりに効く九味檳榔湯(くみびんろうとう)更年期障害月経不順に効く女神散(にょしんさん)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

もっこう【木香】

生薬名。キク科Saussurea lappa Clarke(木香)をはじめ,ウマノスズクサ科のウマノスズクサAristolochia debilis Sieb.et Zucc.(青(せい)木香),キク科のVladimiria souliei (Franch.) Ling,V.denticulata Ling(川(せん)木香)やInula belenium L.(土(ど)木)など,植物学的にはさまざまな種の根が木香の名で利用される。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

きが【木香】

木の香り。
酒に移った樽たる材の香り。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

木香 (モクコウ)

植物。バラ科の落葉低木,園芸植物。モッコウバラの別称

木香 (モッコウ)

学名:Saussurea lappa
植物。キク科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典内の木香の言及

【トウヒレン】より

…分布域はミヤコアザミの分布域に近い。【小山 博滋】 カシミール付近のヒマラヤ山地に産するモッコウ(木香)S.lappa Clarkeは高さ1mをこえる大型草本である。根には精油を含み,芳香がある。…

※「木香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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