コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

末の松山 スエノマツヤマ

デジタル大辞泉の解説

すえ‐の‐まつやま〔すゑ‐〕【末の松山】

陸奥(みちのく)の古地名。岩手県二戸(にのへ)郡一戸(いちのへ)町にある浪打峠とも、宮城県多賀城市八幡の末の松山八幡宮付近ともいわれる。[歌枕]
「きみをおきてあだし心をわがもたば―浪もこえなむ」〈古今・東歌〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

すえのまつやま【末の松山】

陸奥むつ国、今の宮城県多賀城市付近にあったという山。⦅歌枕⦆ 「君をおきてあだし心を我が持たば-浪もこえなむ/古今 東歌

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

末の松山
すえのまつやま

岩手県北部、二戸(にのへ)市と二戸郡一戸町の境界にある浪打(なみうち)峠付近をいう。貝殻などの化石を含む凝灰質砂岩の波状の交叉(こうさ)層が露出し、『古今和歌集』の「君をおきてあだし心をわがもたば末の松山波も越えなむ」の遺跡地と伝えられるが、歌枕(うたまくら)の「末の松山」の地は、当時、海辺近くにあった宮城県多賀城市の宝国寺背後の丘陵地とされる。丘陵上には2本の老松の大木がある。[川本忠平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

末の松山の関連キーワード折爪馬仙峡県立自然公園小倉百人一首一戸(町)酒井 道一奥州街道清原元輔由来石椀久物徒し心言ひ事壬二集一戸町盆石

今日のキーワード

跋扈

[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の跋扈」「悪辣な商売が跋扈する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android