多賀城市(読み)たがじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多賀城〔市〕
たがじょう

宮城県中部,仙台市塩竈市の間にある市。1971年市制。神亀1(724)年大野東人鎮守府として多賀城を築き,延暦21(802)年坂上田村麻呂胆沢城に鎮守府を移したのちも陸奥国国府として東北地方の政治の中心地であった。城跡は丘陵上にあり,発掘により,多賀城廃寺外城内城に分かれる全貌がほぼ明らかになった。外城近くに東北歴史資料館がある。史跡が豊富で,特別史跡の多賀城跡,多賀城廃寺跡のほか,日本三古碑の一つで重要文化財に指定されている多賀城碑(壺の碑)がある。旧海軍工廠跡を中心に鉄鋼,機械,肥料,食品などの工場が進出し,仙台新港背後の工場地帯をなす。仙塩地区の住宅地としての性格もあり,人口が急増している。国道45号線,JR仙石線が通る。2011年,東北地方太平洋沖地震に伴う津波により大きな被害を受けた。面積 19.69km2。人口 6万2096(2015)。

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