来島(読み)ライトウ

デジタル大辞泉 「来島」の意味・読み・例文・類語

らい‐とう〔‐タウ〕【来島】

[名](スル)よそからその島にやってくること。「観光目的来島する」
[類語]来場来会来社来校来店来館来日

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精選版 日本国語大辞典 「来島」の意味・読み・例文・類語

らい‐とう‥タウ【来島】

  1. 〘 名詞 〙 よそから島にやって来ること。
    1. [初出の実例]「私が三郎(さぼう)だった頃も、関西商人がこの件で来島したが」(出典:流人島にて(1953)〈武田泰淳〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「来島」の意味・わかりやすい解説

来島
くるしま

愛媛県北部、今治(いまばり)市北部の波止浜(はしはま)港の入口にある島。周囲0.9キロメートル、面積0.04平方キロメートル。戦国時代には来島村上水軍(むらかみすいぐん)の本拠地であった。周囲は8~10ノットにも達する激しい潮流が岩を削ったため断崖(だんがい)をなし、全島城塞(じょうさい)状である。山頂の本丸跡や三の丸跡、石垣跡、武家屋敷跡、古井戸などの遺跡がある。集落は島の南の小湾に集まり、かつては一本釣り漁業、水先案内人に従事する人が多かった。波止浜港から来島港までは連絡船で約5分。人口32(2009)。

[深石一夫]

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デジタル大辞泉プラス 「来島」の解説

来島〔愛媛県〕

愛媛県今治市、波止港の沖約240メートル、来島(くるしま)海峡に位置する島。面積約0.04平方キロメートル。来島群島の主島で、古くは来島水軍の本拠地。島全体が急流に守られた要塞で、石垣の遺構や武家屋敷跡などが見られる。

来島(くるしま)〔広島県〕

広島県豊田郡大崎上島の大串海岸西約4kmに位置する無人島

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