東宮山古墳(読み)とうぐうさんこふん

世界大百科事典 第2版の解説

とうぐうさんこふん【東宮山古墳】

愛媛県川之江市妻鳥(めんどり)町に所在する円墳。東宮山と呼ぶ独立丘陵上にあり,直径14mを測る。北西の平野側に開口する横穴式石室を備える。石室は両袖式であり,4.33m×1.95mを測る玄室に,短い羨道(せんどう)がつく。1894年に遺物が取りだされ,翌年,陵墓参考地に指定された。宮内省に移された出土品として,鏡,冠,耳環,玉類,鈴,衝角付冑かぶと),柄頭(つかがしら),馬具須恵器土師器(はじき)などがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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