東御市(読み)トウミシ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東御市」の意味・わかりやすい解説

東御〔市〕
とうみ

長野県東部にある市。上田盆地の東側に位置し,中心部を千曲川が流れる。 2004年4月北御牧村,東部町が合併して発足古くから馬の産地として知られ,中世には東信地方一帯を支配した海野氏らに統治された。江戸時代の面影を残す北国街道海野宿は,日本の道百選に選ばれた。北部の湯の丸高原は,レンゲツツジの大群落,コマクサアヤメマツムシソウなど高山植物の宝庫として知られる。クルミ巨峰スイートコーン,薬用ニンジンなどが特産品。市域の一部は上信越高原国立公園に属する。しなの鉄道,国道 18号線が通り,上信越自動車道のインターチェンジがある。面積 112.37km2。人口 3万122(2020)。

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日本歴史地名大系 「東御市」の解説

東御市
とうみし

2004年4月1日:北佐久郡北御牧村小県郡東部町が合併・市制施行
【北御牧村】長野県:北佐久郡
【東部町】長野県:小県郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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