コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

板倉氏新式目 いたくらししんしきもく

3件 の用語解説(板倉氏新式目の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

板倉氏新式目
いたくらししんしきもく

江戸時代初期に制定された法令集。京都所司代板倉勝重の作と伝えられるが,成立年代は,内容より推して,寛永から慶安の間 (1624~51) とされている。条文数は,60条前後,その内容は広く刑事,民事,行政の各分野にわたっている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

いたくらししんしきもく【板倉氏新式目】

江戸時代初頭,京都所司代板倉勝重が制定したと伝えられる京都支配の掟書。《板倉父子公事裁許定書》《板賀州掟覚書》ともいう。この新式目は,《板倉政要》所収の〈父子公事扱諸式〉が後に潤色されたものと思われる。条数は,伝本によって出入りがあるが,60ヵ条前後。民事(跡式作法,売買作法など)から刑事(検断,籠舎,徒党,博奕など)まで広範な内容を持つ。【藤井 譲治】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

板倉氏新式目
いたくらししんしきもく

京都所司代板倉勝重(かつしげ)が慶長(けいちょう)年間(1596~1615)に制定したといわれる、民政全般に関する法典。条数は写本によって若干異なるが、約60条。掟書(おきてがき)などともいわれるが、施政の基準を示した私的な備忘録としての性格が強く、各条の配列やまとめ方も整理されていない。内容は多岐にわたるが、公事(くじ)訴訟や裁許について直接言及した箇条がもっとも多く、喧嘩(けんか)口論狼藉(ろうぜき)、相続、畑屋敷山林などの境界、質(しち)などについての規定がそれに次ぎ、そのほか主従・奉公人関係、商売、耕作、道橋、検地、牢舎(ろうしゃ)、旅宿、火災、目安(めやす)、密通など庶民生活に密接する条目がある。各条の分析によると、中世法から近世法への過渡的性格が特徴といわれる。[鎌田道隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

板倉氏新式目の関連キーワード板倉重宗板倉板倉氏板倉政要京都所司代板倉勝貞板倉勝矩板倉勝行茶屋四郎次郎(2代)平塚為広女

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone