柳亭 痴楽(5代目)(読み)リュウテイ チラク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「柳亭 痴楽(5代目)」の解説

柳亭 痴楽(5代目)
リュウテイ チラク


職業
落語家

本名
沢辺 幸三(サワベ コウゾウ)

別名
前名=柳亭 痴太郎(リュウテイ チタロウ),柳亭 小痴楽(リュウテイ コチラク)

生年月日
昭和26年 11月30日

出生地
北海道 石狩郡当別町

学歴
札幌商中退

経歴
中学、高校と野球部だったが1年生の時に右腕を痛め、噺家を目ざす。昭和43年4代目柳亭痴楽に入門して、痴太郎。47年二ツ目となり、2代目小痴楽。58年真打ちに昇進。平成8年5代目痴楽を襲名。17年脳幹出血で倒れて療養生活に入り、21年57歳で亡くなった。「大工調べ」「時そば」「たがや」などテンポのある江戸っ子の職人、長屋ものを得意とした。

受賞
国立劇場花形新人賞〔昭和57年〕 NHK新人落語コンクール優秀賞〔昭和51年〕

没年月日
平成21年 9月7日 (2009年)

家族
二男=柳亭 小痴楽

伝記
談志楽屋噺談志楽屋噺 立川 談志 著立川 談志 著(発行元 文芸春秋白夜書房 ’90’87発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android