柳兼子

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

柳兼子

東京音楽学校(現東京芸大)で声楽を学ぶ。1914(大正3)年に柳宗悦と結婚、我孫子で新婚生活を送る。住居は宗悦の叔父で「柔道の父」と呼ばれた嘉納治五郎の別荘の向かいで、21(大正10)年まで暮らした。大正初期の楽界創成期から活発に音楽会を開催。28(昭和3)年にはドイツに留学し、ドイツ歌曲の草分けとして活躍した。戦後は国立音楽大学教授を務める傍ら、各地でのリサイタルなどで精力的に活動し、多くのファンを魅了した。

(2012-05-19 朝日新聞 朝刊 ちば東葛 1地方)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

柳兼子 やなぎ-かねこ

1892-1984 大正-昭和時代のアルト歌手。
明治25年5月18日生まれ。柳宗悦(むねよし)の妻。H.ペッツォルトにまなび,「白樺」主催の演奏会などに出演。昭和3年ドイツに留学。ドイツ歌曲の草分けとして活躍し,85歳まで現役で舞台にたった。国立音大教授。40年女性初の芸術院恩賜賞,47年芸術院会員。昭和59年6月1日死去。92歳。東京出身。東京音楽学校(現東京芸大)卒。旧姓は中島。本名はかね。

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