横浜銀行(読み)よこはまぎんこう

共同通信ニュース用語解説 「横浜銀行」の解説

横浜銀行

横浜市本店を置く地方銀行設立は1920年。2022年9月末時点で神奈川県内を中心に約200店舗を展開し、海外にも支店を持つ。16年4月に東日本銀行(東京)と経営統合し、コンコルディア・フィナンシャルグループ傘下となった。22年9月末時点で、横浜銀単体の総資産は地銀単体トップの21兆5592億円、従業員数は4134人。

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百科事典マイペディア 「横浜銀行」の意味・わかりやすい解説

横浜銀行[株]【よこはまぎんこう】

京浜地区を地盤とする地銀トップ行。1920年横浜興信銀行として設立。1945年〈一県一行主義政策に従い,神奈川県下の6行と合併,県下唯一普通銀行となる。1957年に現社名改称。4代続けて大蔵事務次官を頭取に迎え,地銀業界内の発言権も強い。1996年地銀で唯一の証券子会社を設立。本店ビル1Fに多目的ホールを設け市民サービスに努めている。また,1999年日本マクドナルド社と提携し,神奈川県内を中心に共同店舗等の出店を決めている。1999年3月政府による公的資金2000億円を導入。本店横浜。2011年資本金2156億円,2011年3月期経常収益2847億円。売上構成(%)は,中小企業等向け82,住宅・消費者向け48。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横浜銀行」の意味・わかりやすい解説

横浜銀行
よこはまぎんこう

地方銀行。1920年七十四銀行と横浜貯蓄銀行を整理統合して横浜興信銀行として設立。1927年左右田銀行,1928年第二銀行,横浜貿易銀行,元町銀行を継承,1932年関東興信銀行を合併,1941年神奈川県下の 6銀行を合併。1945年都南貯蓄銀行を合併して神奈川県下の唯一の本店銀行となった。第2次世界大戦後は地元産業の育成により経営規模を拡大,1957年現社名に変更。高度成長の波に乗った拡大化を行ない発展し,地銀有数の総資産を誇る。2016年東日本銀行と経営統合し,持株会社コンコルディア・フィナンシャルグループを設立して傘下に入った。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「横浜銀行」の解説

横浜銀行

正式社名「株式会社横浜銀行」。通称「浜銀はまぎん」。英文社名「The Bank of Yokohama, Ltd.」。銀行業。大正9年(1920)「株式会社横浜興信銀行」設立。昭和32年(1957)現在の社名に変更。本店は横浜市西区みなとみらい。地方銀行の最大手。神奈川県・東京南西部が地盤。東京証券取引所第1部上場。証券コード8332。

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