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次亜塩素酸カルシウム じあえんそさんカルシウムcalcium hypochlorite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

次亜塩素酸カルシウム
じあえんそさんカルシウム
calcium hypochlorite

化学式 Ca(ClO)2 。無色粉末。水に易溶。市販品は通常 50%程度の次亜塩素酸カルシウムを含み,不純物として過塩素酸カルシウム,塩化カルシウム,炭酸カルシウム,水酸化カルシウム,水分などが含まれる。さらし粉の主要成分で,酸化剤,漂白剤,砂糖の精製,脱臭剤殺菌剤などに使われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

じあえんそさんカルシウム【次亜塩素酸カルシウム calcium hypochlorite】

化学式Ca(ClO)2。水酸化カルシウム(消石灰)Ca(OH)2の粉末に塩素を吸収させると, 2Ca(OH)2+2Cl2  ―→Ca(ClO)2+CaCl2+2H2Oの反応で,この物質と塩化カルシウムを含む白色粉末(さらし粉)が得られる。これは殺菌,消毒,漂白などに広く用いられる安価な強酸化剤であるが,ふつう未反応のCa(OH)2が含まれ,有効成分であるCa(ClO)2はその中の塩素量(有効塩素量)に換算して30~38%程度しかない。

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世界大百科事典内の次亜塩素酸カルシウムの言及

【さらし粉(晒粉)】より

…漂白粉,カルキともいう。次亜塩素酸カルシウムを有効成分とする白色粉末で,アルコールや水によく溶ける。塩素に似た刺激臭を放ち,次亜塩素酸ナトリウム,亜塩素酸ナトリウムなどとともに強い酸化漂白作用をもつ。…

※「次亜塩素酸カルシウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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