毛生薬(読み)けはえぐすり

百科事典マイペディアの解説

毛生薬【けはえぐすり】

毛根を刺激し毛髪の発生を促す薬。一般にヘアトニックとよばれるもの。レゾルシンサリチル酸カンフルメントール,アルコールなどの混液や,性ホルモン,ヒノキチオールなどが用いられるが,はげの特効薬として有効といえるものはほとんどない。毛根のない部分には植毛植毛術)が,病気に起因する脱毛には原因療法が必要。

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世界大百科事典 第2版の解説

けはえぐすり【毛生薬】

頭髪の脱毛防止と養毛を目的とする化粧品および医薬部外品(薬用養毛剤)の慣用名で,現在はヘアトニックと呼ばれているもの。トニックは強壮にするという意味で,頭髪に清涼感をあたえるエチルアルコールやメントール,頭皮を刺激し発毛を促進するトウガラシチンキなどのチンキ類,ふけ,かゆみをおさえるレゾルシンや抗ヒスタミン剤,そのほかホルモンやビタミン類などが配合されている。古代エジプト以来,蛇の油やタマネギの汁を塗ったりして発毛を促した記録は多いが,ヨーロッパでは17世紀に入るとかつら)が流行したのでその必要性は少なくなった。

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