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洗足池 せんぞくいけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

洗足池
せんぞくいけ

東京都大田区の北部にある池。地名の由来は弘安5 (1282) 年,日蓮上人が池畔で休み,足を洗ったことによる。周囲約 1km,満水時の水深 2m。平安時代に呑 (のみ) 川の支谷をせきとめてつくられた灌漑用ため池。南北に長く,もとの谷の形を残す。市街化の進んだ現在は,灌漑用ため池の機能は失われた。北岸の湿地は埋立てられて公園となり池畔の散歩道も整備された。東岸はサクラの名所で,周囲には八幡宮勝海舟の墓,西郷隆盛の碑,弁財天などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

洗足池
せんぞくいけ

東京都大田区北西部にある池。1282年(弘安5)池上(いけがみ)に向かう日蓮(にちれん)が、ここで足を洗ったことが名の由来。このあたりは古くから千束郷(せんぞくごう)とよばれ、稲千束という官に納める石高(こくだか)の単位が地名の由来ともいう。武蔵野(むさしの)台地にある湧水(ゆうすい)池の一つで、勝海舟(かつかいしゅう)夫妻の墓、日蓮ゆかりの袈裟(けさ)掛けの松、桜の丘などが池畔にあり公園となっている。周囲の南千束は高級住宅地を形成している。[沢田 清]

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